いざ「化粧品を創りたい!」と思っても、数多あるOEMメーカーからどこの会社を選んだらいいのか、どんなアイテムを創ったらいいのか、頭を抱える企画担当者が多いのではないでしょうか。
そこでコスメティックプランナー恩田雅世が、外部ならではの視点でホシケミカルズ担当者に切り込み、商品企画のヒントとなるようなトレンド情報や美容の潮流、さらにOEM/ODMの深部にぐぐっと迫る対談企画。他では聞けない裏話もこっそり聞いちゃいます!
登場人物プロフィール
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恩田雅世 | ホシケミカルズ広報S | ホシケミカルズ商品企画Y |
コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。コスメと女性心理に関する記事も執筆している。 https://onda-media.com/ |
ヘルスケアアイテムのBtoC広報を経て、 販売時の切り口や訴求点とともに、理性(技術や理論)と感性( |
ホシケミカルズでは異色の化粧品メーカー研究部門出身という企画 化学の豊富な知識や知見に基づき、 |


弊社への問い合わせも増えています。新規案件だけでなく、既存の化粧品クライアントからのリクエストも増えてきていると実感しています。

既存のお客様からはどのようなご要望があるのですか?

すでにある既存ブランドのラインに、サプリメントやドリンクを追加したいというようなご要望が多いです。

ここでおさらいなのですが、『健康食品』にはいくつか種類があるんですよね?

はい。機能表示が認められている健康食品は、“保健機能食品”と呼ばれ、「特定保健用食品(通称トクホ)」「栄養機能食品」「機能性表示食品」の3種類があります。
各区分の特長は下記記事をぜひご参照下さい。


あとは上記以外にも、機能の表示はできないけれど、健康に良いと認識されているサプリメントや栄養補助食品などの「健康食品」がありますよね。

そうですね。市場を見ますと、2015年に「機能性表示食品」が認められるようになってからぐっと健康食品全体の販売数が増えた印象です。

そんな中で最近の商品トレンドはどんな傾向がありますか?

健康食品業界においてもコロナの影響が色濃く反映されているように思います。
大手飲料メーカーが開発した独自素材による「免疫機能の維持を助ける」や「免疫機能を高める」といった切り口がヒットしたのは、コロナ禍の影響も大きいと考えられます。

少し前は、健康食品というと“コラーゲン”配合の美肌用のサプリメントや“グルコサミン”“コンドロイチン”“ブルーベリー”といった老化対策の商品が多かったイメージですが、やはり消費者ニーズによって潮目が変わりますね。

その流れでいうと、外出自粛によりステイホーム期間が長引き、身体を動かす機会が減った為、運動不足や肥満が気になる方に向けた「ダイエット系」や「疲労感の軽減」を訴求する商品も出てきています。

以前に比べて、飲みやすくなった「美容系プロテイン飲料」も最近よく目にするようになった気がします。
プロテインは、“マッチョな男子の飲むもの”というイメージは変わりつつあります。

その他でいうと“睡眠の質”訴求は以前から注目されていましたが、コロナ疲れが蓄積している方が増加した為か、日中の疲労感を質の良い睡眠で解消したいというニーズが増えてきているのも今の時代ならではのニーズといえるかもしれません。

毎日、コロナを気にしながらの生活は知らず知らずのうちにストレスとなり、慢性の疲労感につながっているのかもしれませんね。
御社では、このようなニーズに対してなにか商材をお持ちですか?

はい。良質な睡眠へと導くことを目指す健康食品のご提案ができます。
ゼリーやカプセルなど形状も選んで頂くことが可能です。

睡眠へのアプローチは今後もニーズが続きそうなので、形状を選んで開発できるのは企画する側からするとうれしいポイントですね。
その他、サプリメントの傾向はありますか?

一般食品との垣根が低くなってきているように感じます。例えば、手軽に取れるスティックタイプの“出汁”のように使えるようにしたサプリメントなど、独特な商品も出てきています。

それだけ、消費者の皆さんも健康に対する感度が高まってきているのでしょうね。

剤型としては、より手軽にとれるように顆粒、タブレット系(かじる系)が増えてきた印象です。
水なしでも、どこでも気軽に取りたい時に摂取できるというのが支持されている要因だと思います。

「手軽さ」はひとつのキーワードとなりそうですね。
その他、サプリメントを開発する際の機能面で注意したほうがいいことはありますか?

近年、健康食品(特にダイエット系)において過剰な広告が社会問題にもなっており、ネット広告などの取り締まりも強化されているので、ある程度具体的な機能性が表示できる「機能性表示食品」での展開がお薦めです。

「機能性表示食品」にすることで、今まで明確に表現できなかった効果を表現できるようになるので、消費者にとってもどんな商品なのかわかりやすいというメリットがありますね。

これから健康ニーズはさらに高まり、健康食品業界も熾烈な競争となることが予想されます。そんな中で勝ち抜くためにも、どんな商品でどのような効果があるのかを明確に訴求できることは重要な開発ポイントとなりそうです。

特に化粧品とのシナジー効果あるトレンドとして、どのようサプリメントがありますか?

「飲むUV」切り口はトレンドになっています。機能性が表示できる機能性関与成分としてが「アスタキサンチン」を配合しているものが多いです。その他に美容成分を配合することで、紫外線対策+美肌や保湿などのトータルビューティサポートができるサプリメントとして商品力を高めているところもあります。

従来のサプリメントの剤型だけでなく、ドリンク形状も出ていますよね。先程お話にあった、摂取したい時に気軽に摂取できるというのも魅力の一つかもしれません。

また、最近よく目にするのが「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」を配合したサプリメントです。

どのような成分なのでしょうか?

酵母の研究から発見された「次世代の成分」として大注目されている成分です。TVの地上波でも特集されるなど、アンチエイジング(抗老化)切り口で認知度も急上昇しており、今後ニーズが増えるのではと予測しています。

御社の美容視点での健康食品の商材はありますか?

「水素サプリメント」があります。 特殊な製法で作られた“マリンハイドロミネラル”が配合されたサプリメントで、原子状水素の状態で天然塩に水素を閉じ込めた成分です。
一般的な水素サプリメントに使用されている分子状水素に比べ、高い還元力が期待できます。

アンチエイジングだけでなく、健康志向の方にも良さそうですね。その他にもありますか?

「キレイレシピ®」という特許取得原料マリンプラセンタ®を配合したドリンク・ゼリーです。
キレイレシピ®に配合されているマリンプラセンタ®は、馬・豚に比べて皮膚、 髪の毛やコラーゲンなどをつくるアミノ酸含有量がとても高いのが特長です。

採用されているマリンプラセンタ®は、精製度が高く、豚や馬のプラセンタのような独特の動物臭がない、というのが消費者目線でいうと嬉しいですね。やはり続けられる美味しさは、ドリンクやゼリーの場合必須だと思います。

そうですね。この商品に限らず、お客様のニーズとの親和性の高い商品を企画段階からお手伝いをしていますので、ゼロからオリジナル商品を一緒に考えて欲しいという方もぜひご相談頂けたらと思います。

本日は、健康食品の動向について、市場の情報から成分について色々とお話を伺うことができました。ありがとうございました。
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