長く愛される化粧品を作り上げるには、ビジネスパートナーである化粧品OEM企業と企画・開発を進めながら消費者の皆さまへ「どのように商品の魅力を伝えるのか?」プランニングしていくことも大切です。
商品の魅力を伝えるために大切なこと
【ポイント①】伝えるためのツールや手段を検討する
企画段階で固めたコンセプトや商品特長、商品の持つストーリーなどを消費者の皆さまに発信し、実際に手に取っていただくには、きちんと伝えるための「ツール」が必要となります。例えば、専用サイト構築、紙・webなどの広告全般、リーフレット、店頭POP、試供品など選択肢がいくつも存在し、商品特性や想定する顧客層、販売チャネルなどに合わせてツールを選び、効果的に情報を発信することが重要です。最近ではSNSにおける広告や口コミ形成も非常に重要になってきています。
店舗販売も行う場合は、商品の良さを実際お客様に伝える販売スタッフへの教育も大切です。特に盲点なのが、異業種参入で販売スタッフも異業種専門という場合です。商材によって必要な知識や売り方も違ってくるため、発売前の事前レクチャーや、サンプルを使用してもらうといった方法ももちろん重要ですが、開発段階から「専門外の現場での売りやすさ」ということも考慮されることをぜひおすすめしたいです。
【ポイント②】社内でも商品の良さや想いを共有しておく
消費者の皆さまに商品の魅力を伝えるうえで、ツールを作成しただけではまだ十分とは言えません。ツールを最大限活用するためには、販売スタッフを含めた関わる社内メンバー全員が商品の良さを理解し、愛着を持ったファンになってもらうことも大切なポイントです。開発担当者だけが商品の良さや魅力を分かっているだけでは、消費者の皆さまにまでなかなか想いが伝わりにくいかもしれません。
最近では、社員自身が熱量の高いファンとして情報発信する形のコミュニケーション方法も注目されており、様々な部門に属するメンバーがそれぞれの役割を全うしながら、商品を通し、想いや志をひとつにすることができれば、その先にいるお客様へも熱量が伝わっていくのではないでしょうか。
まとめ
社内がひとつになり拡販したいと思える「想いを込めた商品」を生み出すには、“ものづくりに対する真摯な姿勢”を共有できる化粧品OEM企業との協力もポイントになります。
魅力的な商品は、その商品自体が販促の役割を担うため、結果としてブランド価値が高まり、息の長いヒット商品へと成長していきます。そして、熱量の高いファンがつきやすいというのも特長です。私たち化粧品OEM企業は、自分たちの持つ知見や独自技術などを惜しみなく提供し、クライアントと伴走しながらヒット商品を作り上げたいと考えています。
次回は、「商品開発で重要なのは「目的」を見失わないこと」について解説していきます。
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