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ヒットの泉 第2回 医薬部外品ってどうですか? (2014.09.15)

ヒットの泉 第2回 医薬部外品ってどうですか?
日々、多種多様なクライアントのニーズをくみ取り、多くの化粧品を世に送り出している化粧品OEMメーカー。
そんなOEMメーカーの研究開発室は、最新の基材や原料情報が集まり、ありとあらゆる顧客ニーズに
こたえるためのノウハウの宝庫である。
そこで、コスメティックプランナーの視点から、気になる情報を
研究開発部長・辻氏に直接聞き出し、“売れる商品”作りのヒントを探っていきたい。
<恩田>
今回は、医薬部外品についてお聞きしていきたいと思います。宜しくお願いいたします。
私たちが、普段何気なく肌につけている化粧品の中には「医薬品」や「医薬部外品」「薬用化粧品」と記載されているものも多く発売されていますが、改めて一般の化粧品との違いを教えていただけますか?


<辻>
ホシケミカルズ研究部長・辻「医薬品」は
人又は動物の疫病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされているものであって、機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品でないもの
人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされているであって、機械器具等でないもののことを言います。

<恩田>
最近は、かかとのひび割れ改善や、二の腕のぶつぶつを滑らかにする商品など女性の悩みに沿ったユニークな「医薬品」が発売されてきていますよね。
続いて「医薬部外品」についても教えてください。また「医薬部外品」と「薬用化粧品」は同じ意味合いなのでしょうか?


<辻>
「医薬部外品」とは、厚生労働省が認可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度配合されているもので、治療というよりは、予防、防止を目的に作られたものを指します。
「薬用」は「医薬部外品」で認められている表記の仕方ですので「薬用化粧品」と明記することが可能です。

<恩田>
「化粧品」との一番の違いはなんでしょうか?


<辻>
「化粧品」は医薬部外品に比べてさらに効果・効能が緩和で“お肌を清潔・健やかに保ち美化する”ために身体に塗擦、散布などの方法で使用されることを目的につくられたものなので、「医薬部外品」程の具体的な効果・効能はほとんど謳えません。

<恩田>
そこは、私も化粧品メーカーにいた時に大変苦労した点でした。
広告や販売促進で、一番伝えたい効果効能が医薬部外品の商品でないとほとんど、というより全くといっていいほど言えない…。という苦い思いをいっぱい経験しました(笑。


<辻>
効果効能の表現ができる医薬部外品医薬部外品は、限定的ながら効果効能をしっかりとパッケージや広告で訴求できるという点においては、化粧品メーカーだけでなく選ぶ側の消費者にとっても利点になると思います。

<恩田>
確かに、それは美しくなりたい女性達にとっては重要な情報ですよね。
しかし、メーカーの商品開発担当者にとって、医薬部外品申請は専門知識が必要で、コストや時間がかかるというイメージなのですが、そのあたりはいかがでしょうか?


<辻>
そのようなお声を多く頂きまして、弊社では、長年培った技術やノウハウを活かして医薬部外品の独自開発を進め、既に厚生労働省で承認・認可された医薬部外品を数種類揃えてODM※部門を立ち上げ、お客様の多様なニーズに対応しております。

※OEMとODM
OEM・・・“Original Equipment Manufacture"/お客様のご要望の企画・商品イメージをかたちにし、お客様のプライベートブランドを製造いたします。
ODM・・・“Original Design Manufacture"/OEMとは違い、当社にて企画立案をさせていただき、製造までトータル的にサポートいたします。
<恩田>
ということは、一般的に化粧品メーカーが単独で医薬部外品をゼロから開発・製造するのに1年半~2年くらいかかるといわれていますが、大幅に短縮できますね。


<辻>
時間の短縮だけでなく、コスト面でも弊社では申請費用を販売促進として捉えておりますので、お客様への負担を最小限に抑えてご提供させて頂いております。
また、多少の処方変更であれば、安定性・定量・確認試験の実績があるので承認取得が比較的スムーズにできます。

ODMのメリット

<恩田>
メーカーの開発担当者にとっては、とってもありがたいことずくめなのですが、御社にとってのメリットはあるのでしょうか?


<辻>
医薬部外品のODM事業を行うことで、申請のノウハウがどんどん蓄積され、有効成分の組み合わせの種類や添加剤の前例が豊富に。はい。弊社にとっても、医薬部外品のODM事業を行うことで、申請のノウハウがどんどん蓄積されていきますし、有効成分の組み合わせの種類や添加剤の前例が豊富になることで、よりクォリティーの高い医薬部外品の製品開発が可能になります。
そのような経験に基づいた“生きた情報”が他のODMメーカーとの差別化にもつながっていくと考えております。

<恩田>
なるほど。辻部長のODM事業に対する熱い思いが伝わってきました。
現在、医薬部外品の商品開発を検討している担当者が一番気になる部分だと思うのですが、御社ですぐに商品化できる医薬部外品は、どのような種類があるのですか?


<恩田>
最近、男性用のイメージがあった、抜け毛や薄毛に対応した商品も女性用としても発売されるなど、医薬部外品として発売する必要性のある商品が増えていきそうですね。


<辻>
まだ公にはできないのですが、先ほどお話した商品以外にも開発が進んでいるものがありますし、パラベンフリーなどの処方系のバリエーション等、よりきめ細かいオーダーにお応えできるように日々奮闘中です。
興味をお持ちいただいた商品がございましたら、ご質問・サンプル請求等をお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

※資料・サンプル請求等はこちら↓

医薬部外品お問合せ
<恩田>
本日のお話で、今まで負担が重いと思っていた医薬部外品開発を、身近に感じることができました。ありがとうございました。


【対談後記 プランナーズ・アイ(愛)】 今どきの婚活女性は、フィーリングで選ぶ“恋愛”と違って、結婚で重視するのは相手の“スペック”だそうだ。
『美活』もベネフィット重視の時代が到来している。
手堅く、確実に欲しい効果が ある商品かを厳しくチェックし、「何を私にしてくれるのか」で選び抜いていく。
シャイな男性のように、思いを「言わなくてもわかるだろう」的な発想では今の時代戦えない。
確信が欲しい女性は「しっかりと伝えてほしい」ものなのだ。


辻 慶一郎(つじ・けいいちろう)
ホシケミカルズ株式会社 研究開発部長

恩田雅世(おんだ・まさよ)
コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。
現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。
コスメと女性心理に関する記事も執筆している。

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