トップトレンド情報ホシケミカルズの徹底活用塾ヒットの泉 第1回 国内最高峰!SPF50・PA++++ UV

ヒットの泉 第1回 国内最高峰!SPF50・PA++++ UV (2014.06.15)

日々、多種多様なクライアントのニーズをくみ取り、多くの化粧品を世に送り出している化粧品OEMメーカー。
そんなOEMメーカーの研究開発室は、最新の基材や原料情報が集まり、ありとあらゆる顧客ニーズに
こたえるためのノウハウの宝庫である。
そこで、コスメティックプランナーの視点から、気になる情報を
研究開発室長・北山氏に直接聞き出し、“売れる商品”作りのヒントを探っていきたい。
<恩田>
初回は、UV商材についてお聞きしていきたいと思います。宜しくお願いいたします。
先日、フレグランスジャーナル誌で、昨年全国で発売された日焼け止め商材が、前年の出荷量を大きく上回っているというデータを見ました。
このデータが現しているように、消費者の紫外線への関心もかなり高まってきているように感じますが、改めて紫外線による肌ダメージの怖さを教えて頂けますか?


<北山>
紫外線のうち地上に届くのはUV-AとUV-Bの2種類があり、UV-Aは肌に到達する紫外線量の約95%を占めるといわれ、肌の奥深くに影響を及ぼすため、長い時間をかけて肌のたるみやシワを生み出す原因になります。
UV-Bは、肌の赤みやほてりを生じさせ、しみ・そばかすの原因となり皮膚がんを引き起こす可能性もあります。

<恩田>
一口に紫外線といっても、肌に与える影響が違うのですね。
その防御率を現しているのが、商品にSPF・PAと表示されているものですよね?


<北山>
はい。SPF値がUV-Bにより肌が赤くなるのを何倍長く防げるかを示し、PA値はUV-Aの防止効果を示すものです。
弊社では、お客様からの高い紫外線防止効果のある商品を開発してほしいというニーズにお応えし、最高峰の「SPF50・PA++++」で開発を進め、裏付けとなるデータ取得もしております。

<恩田>
それは、急いでUV商材を作らなければならない企画担当者の方には朗報ですね!
とはいえ、商品を販売するメーカーさんの立場からすると高SPF・PA値のものは、肌への負担や使用感やUVをカットするメカニズム等が気になると思います。


<北山>
そのあたりが開発でも大変苦労したところです。
テクスチャーや使用用途のマッチング及びクライアントやユーザーのニーズを考えると、まずは紫外線吸収剤を使用しない、紫外線散乱剤のみの「ノンケミカル処方」で完成させました。

<恩田>
「ノンケミカル処方」は、紫外線を表面で反射・散乱して防御するため、肌には優しいイメージですが、その分伸び悪く白くなりやすいというイメージですが、使用感はどうなのでしょうか?


<北山>
ぜひ、お手元で試してみてください。

<恩田>
わぁー。スッーと伸びますね。そして白くならない!膜感やツッパリ感も全くないです。


<北山>
弊社オリジナルの「ウォータープルーフ&ラップコンポーネント」を採用することにより、この使用感を実現しました。
かなり伸びがよくウォータープルーフ処方なので汗をかきやすいボディー用のUVケア商品としてもご使用いただける処方となっております。

>>ウォータープルーフ&ラップコンポーネントとは??

<恩田>
夏場は特に、顔だけでなく全身に使えるUV商材というのは、消費者にとてもニーズがありますよね。
ところで、紫外線対策は、夏だけしっかりしておけば大丈夫なのでしょうか?


<北山>
いいえ。年間で5月~が紫外線のピークといわれていますが、ピーク時に比べ減少するものの、紫外線は1年中降り注いでいます。特にUV-A波の量は、曇りの日でも晴れた日とほぼ変わらないと言われていますので、お肌のことを考えると年間を通して紫外線対策をすることが望ましいと思います。

<恩田>
そのような紫外線の正しい情報が消費者に浸透していくと、年間で使用するために夏・冬で「さっぱりタイプ」「しっとりタイプ」といった使用感の違う商品を求められる可能性もありますよね?


<北山>
はい。そのような季節での使い分けや、乾燥肌・脂性肌という肌質の違い、または20代と40代以上での肌年齢によるニーズの違いなどを考え、弊社ではサラッとした使い心地の「さっぱりタイプ」とリッチな潤い感のある「しっとりタイプ」の2種類の方向性をご用意し、化粧品を開発されるお客様の細かなニーズに対応するように開発をしております。


<恩田>
本当に、UV商材はどんどん進化し多機能になってきていますよね。
紫外線をただ防止するだけでなく化粧下地効果や肌補正効果、
ファンデーション、フェイスパウダー、BB・CC機能まである物も今季多く新発売となりましたが、そのあたりの機能についてはいかがでしょうか?


<北山>
弊社でも、そのような紫外線防止機能に肌を美しく演出する「メイク下地機能」をプラスした「多機能UV下地」も開発しています。よかったら、お手元で試してみてください。


<恩田>
すごい、肌が綺麗にみえますね。テクスチャーのノビに加え、このなんともいえない微妙な色味が肌にとけこむようで、肌馴染みがとても良いです。
全然ヨレないので、この次に使うファンデーションの邪魔をしない感じですね。


<北山>
むしろ、次に使うファンデーションのノリを良くし、美しく仕上げることを目指して開発しましたので、このUV下地の上にファンデーションをのせて頂くとさらに、この処方のパフ ォーマンスの高さを実感していただけると思います。
ぜひ、皆様にサンプルで実際にお試し 頂きたいと思います。

<恩田>
本日は、紫外線のことから最新のUV下地のお話まで色々とありがとうございました。


【対談後記 プランナーズ・アイ(愛)】 最近発売されているUV関連商品には紫外線防止効果、肌補正効果に加え「近赤外線」や「紫外線よりの可視光線」、「PM2.5」などの環境汚染物質からもお肌を守る、などと謳っている商品も出始めている。
“あらゆる敵から肌を守る”まさにナイト的な役割が求められている。
UV商材の開発においては、どんな敵からお姫様(消費者)を守るのか、が商品企画者の腕の見せ所となるのではないかと思う。


北山秀明(きたやま・ひであき)
株式会社スターパック 企画・研究・開発室長
日本大学文理学部化学科卒
ポーラ化粧品グループのポーラデイリーーコスメに営業として入社。
同社退職後、学生より念願であったメイク品OEM会社の研究・開発に転職。同社にて研究・開発の以外にも製造、企画の研鑽を積む。
同社退職後、ホシケミカルグループのメイク中心のOEM、株式会社スターパックの創設メンバーとして迎えられ、現在に至る。

恩田雅世(おんだ・まさよ)
コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。
現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。
コスメと女性心理に関する記事も執筆している。

▼今回の記事または、処方に関するお問い合わせ▼
お問合せ