パック編 (2009.09.18)

スペシャルケアとして大活躍のパック!

パックは週に1〜2回を目安に使用し、通常のお手入れでは落ちにくい汚れや不要な角質を取り除いたり、血液の循環をよくしたりする役割を果たしています。
まず、パックの主な種類についてみていきましょう。


パックの主な種類

・剥がすパック(ピールオフタイプ)
剥がすタイプのパックで、乾くことにより皮膚の上に皮膜をつくり皮膚に適度の緊張感を与え、 取った後の血行を促進します。

・透明ジェリー状パック
モイスチャーパックとして効果があり、肌質別の他、目的別に応じたものがあります。
乾燥肌用には、グリセリンやソルビトールなどの保湿成分やホホバ油などの柔軟剤が配合され脂性肌用は保湿剤が少なめで、汚れた皮脂などの清浄効果を高める為アルコール等が配合されています。

・不透明ジェリー状パック
透明ジェリー状のベースにカオリンや酸化亜鉛などのマッド成分を配合したものです。
粉体成分により皮脂への吸着効果が高くなっているので若い皮膚や男性用などに使われています。

・洗い流すパック(ウオッシュタイプ)
顔に塗って20〜30分程度そのままにしておき、そのあと拭き取ったり、洗い流したりするパックです。
皮膚を密閉るすことで水分の蒸発を抑える効果があります。

・フォームパック(泡沫状パック)
通常はエアゾールタイプでパック原液を噴射ガスと一緒にエアゾール容器に充填してあります。
顔に泡を厚めに塗ることによる断熱効果で、パックの効果が高まり浅い流した後、パック中の保湿成分やエモリエント成分により皮膚がしっとりとなめらかになります。

・マッドパック(クレイタイプ)
泥状のマスク。乾く時の緊張感や収縮が独特なのが特徴です。主成分の粉体は微細で表面積が大きいので皮脂や汚れなどが吸着し易く、どちらかといえば脂性肌の方に向いています。


毛穴パックは乙女のたしなみ?

数年前に某大手メーカーから鼻の角栓や黒ずみをとる専用の「毛穴シートパック」が発売され爆発的にヒットしました。今だに愛用している人も多く、特に毛穴が目立ち易く皮脂も比較的多い若い女性達はこぞって購入しています。やはり、自分のとれた角栓を目で見て確認できるというところが一番の支持される要因ではないかと思います。

そんな背景もあってか、昨年の人気化粧品サイトの口コミランキングでトップ1に輝いた商品はパック部門の「角栓クリアジェル」でした。この商品は、単品での人気というよりも「毛穴シートパック」を補助するアイテムとして高い評価を受けました。シートパックや引き抜くタイプのパックの前に塗り、軽くマッサージをするだけで角栓が取れやすい状態にお肌を導きます。人気が集中することからもわかるように、毛穴の悩みを持っている女性は多く、商品開発するにあたっては外せないニーズとなっています。


パック開発のポイント

そこでパック開発のポイントをまとめると以下の通りとなります。

・汚れが落ちている、取れている感を感じさせることが重要です。
 (剥がすタイプや、ポロポロと角質取れるなど) ・季節だけでなくターゲットの肌質などを考えて開発をしましょう。
・特に剥がすタイプのパックは使用方法を細かく説明しましょう。
 (のばしすぎると剥がれにくく、厚すぎると乾きにくいため)

パックは、毎日するものではなくいわばスペシャルケアです。
目に見える効果や、実感を感じられるような商品であることが求められます。
汚れが見えたり、肌のツルツル感を実感できると、週に何回か集中してケアをする意義も感じられ、リピートして頂ける可能性もグッと高まります。

虎の巻格言:「パックは満足感を刺激させることが重要!」


参考図書:コスメチックQ&A 日本化粧品工業連合会編
美容最前線 ビューティトレンド 霜川忠正著