トップトレンド情報化粧品業界の今を斬るアンチエイジングケアの救世主?ドクターズコスメの最新動向!!

アンチエイジングケアの救世主?ドクターズコスメの最新動向!! (2009.08.12)

不況のあおりを受け、伸び悩むブランドが多い中、ドクターズコスメやオーガニック化粧品は、堅調な伸びを見せています。
特に、すでに肌になんらかの悩みを抱えている層は、効能プラス「速効性」が期待される、高機能型ドクターズコスメから目を離せないようです。
某オールインワンジェルの大ヒットから10年。
ドクターズコスメの最新動向を伺ってみました。

アメリカでは少なくとも約40%に及ぶ市場の売り上げを占めるといわれている「コスメシューティカル」。これは「コスメティックス」(化粧品)と「ファーマシューティカル」(薬学・調剤)を合わせた言葉で”機能性化粧品”を意味しています。そのカテゴリーの中で大きな売り上げを占めるのが、医師が開発した「ドクターズコスメ」です。
ドクターズコスメの先駆者的ブランドである”ドクターシーラボ”が10年前から発売している「アクアコラーゲンゲル」。
発売当初は「アトピーなど肌に疾患のある人が使うもの」というイメージが強く、ドクターズコスメの意図と消費者の認識にはまだまだ大きなギャップがありました。

現在消費者の要求は、知識が増えたことと比例し細分化が進み、複雑化の兆しをみせています。高機能への要求はより細分化し、目的別に高い効果が期待されています。
オーガニック・自然化粧品の浸透により、成分にまでこだわるのは当たり前。安全性を求めつつ、普遍的なテーマとなったアンチエイジングを追求する消費者が注目したのが、ドクターズコスメなのです。今ではオーガニック化粧品、プチプライス化粧品、ドクターズコスメを目的別に使い分ける傾向が強まっているということにも、消費者の情報感度の高さが表れています。

現在、注目されている幾つかのドクターズコスメとブランドのコンセプトをご紹介します。


ENVIRON/エンビロン

欧州を中心に世界約70カ国で展開されているブランド。
肌に表れる様々なトラブルの最大の原因である太陽の光、紫外線から肌を守ることに着目した製品群を揃えている。ビタミンA高配合。
日本で販売している製品は日本人向けに処方。サロンを展開し、お客様のニーズに合わせたプログラムをきめ細かく提案するのが特徴。


DERMAVIDUALS/デルマビジュアルズ

一人ひとりの肌の要求に応えたい、というオーダーメイド的な発想からドイツで生まれたブランド。
19種類もの美容液をラインアップ。DMSベース(ブレンド専用クリーム)にアクティブエージェント(美容液)をブレンドして自分の最適なクリームを作ることを提唱。
開発者が自然科学者であり、ドクターズコスメでありながらベースには自然のパワーがあるという製品開発が特徴。


ANGFA/アンファー

頭皮専門病院から誕生した、スキンケア感覚の頭皮ケアを提唱。
頭皮の状態の違いが効果の差に繋がる、として、頭皮の環境改善に特化した製品が誕生。
ホームページなどで正しい洗髪方法や髪によい食事法など総合的にアプローチ。

ヘアケアのカテゴリーでもドクターズコスメの優位性は大きく、男性からの需要の高さも市場の活性化につながっています。
今後、違うカテゴリーでもドクターズコスメが広がっていく可能性は高いのではないでしょうか。

一方美容医療の現場では自然派、ミネラルコスメが注目されています。
厳選されたミネラルパウダーには抗炎症作用や沈静作用など優れたスキンケア効果があると、美容医療の現場で用いられる様になりました。


東洋医学や漢方を融合させたコンセプトのブランドも登場。

鍼を組み合わせた施術を行う美容医療も登場しています。
自然成分の力を化学の力で最大限にひきだす、という双方向からのアプローチにより、今後も市場の新たな展開が大いに期待されています。

目の肥えた消費者。消費者の求めている方向の究極には、オリジナル、カスタムメイドの化粧品。ニーズに応えるには、各ブランドの効果を明確に打ち出し、消費者が選び易い様にわかりやすく消費者にアピールしていくこと、より消費者目線の細分化した商品開発が大切なのではないでしょうか。